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木村伊兵衛著「小型カメラの写し方・使ひ方【その233】」(1937)

小型カメラの写し方・使い方1937may

 1937(昭和12)年5月に玄光社から発行された「寫眞實技大講座」第一回配本「小型カメラの写し方・使ひ方」(木村伊兵衛著)内の「娯樂」より「街のサーカス」です。データは50mm/f4.5、1/60秒で、フィルムはデュポン・スペシアルです。

木村伊兵衛著「小型カメラの写し方・使ひ方【その232】」(1937)

小型カメラの写し方・使い方1937may

 1937(昭和12)年5月に玄光社から発行された「寫眞實技大講座」第一回配本「小型カメラの写し方・使ひ方」(木村伊兵衛著)内の「娯樂」「競馬」より「配當發表」です。「スポーツ撮影のやうな,無理にでも速いシャターを切らなければならなく,そのために,微粒子現像との約束に必要な,充分な露出が得られないやうな場合,その償ひを現像時間の延長で,補充しなければなりません。しかし現像時間の延長された結果は,當然粒状を幾分荒びさせはしますが,だからと云つて,その荒びに對して,臆病になつてしまつて,必要な速いシャターを切るのを控へてしまつてはなりません。僅かばかりの粒子の荒びは,決してスポーツ寫眞の成果を傷つけるものではないのですから,潔よく高速度シャターを切ることです。」データは35mm/f4.5、1/100秒で、フィルムはコダックSSパンです。

木村伊兵衛著「小型カメラの写し方・使ひ方【その231】」(1937)

小型カメラの写し方・使い方1937may

 1937(昭和12)年5月に玄光社から発行された「寫眞實技大講座」第一回配本「小型カメラの写し方・使ひ方」(木村伊兵衛著)内の「娯樂」「競馬」より「引馬」です。「この際,注意すべきことは,シャターを切る豫定の距離に目的の被寫體が達する以前に,シャターを切つてしまふことがあり勝ちで,その結果,寫された畫像が思つたよりも遠く畫面に小さく入つてしまふといふことであります。」データは35mm/f6.3、ライツ1號併用、1/100秒で、フィルムはスーパーXです。

木村伊兵衛著「小型カメラの写し方・使ひ方【その230】」(1937)

小型カメラの写し方・使い方1937may

 1937(昭和12)年5月に玄光社から発行された「寫眞實技大講座」第一回配本「小型カメラの写し方・使ひ方」(木村伊兵衛著)内の「娯樂」「競馬」より「スタンド(II)」です。「高速度シャターを切る場合,その瞬間が丁度畫面の良い位置に的中してゐなければならないのでありますが,絶えず運動の方向を轉換するやうな速いスピードの動きに對しては,カメラに固定されてゐる透視ファインダーでは,被寫體がファインダーに入つて來る方向に視線が先き走つてしまつて,ファインダーの中央を誤認する惧れがありますし,ファインダーに入る以前からの運動の方向を,はつきりと意識して置くためには,枠ファインダーによれば撮影がより容易になります。」データはf4.5、1/20秒で、フィルムはコダックSSパンです。

木村伊兵衛著「小型カメラの写し方・使ひ方【その229】」(1937)

小型カメラの写し方・使い方1937may

 1937(昭和12)年5月に玄光社から発行された「寫眞實技大講座」第一回配本「小型カメラの写し方・使ひ方」(木村伊兵衛著)内の「娯樂」「競馬」より「スタンド(I)」です。「スポーツ撮影の要訣/スポーツなどを撮る時,肉眼では識別が出來ない速いスピードの動作を,一瞬間のフォームとしてかつちりと静止させ,しかもその静止の中から運動の躍動を感じさせなければなりません。遅いシャターによつて,被寫體のぶれを狙つて運動感を表現しようとするやうな手段は,スポーツ撮影の場合は効果がないといふよりも,むしろ絶對に避けなければならない方法です。何故なら,かつちりと寫し止められた運動の動作の或るモメントからこそ,かへつてはつきりと躍動感が得られるものだからです。」データはf6.3、1/60秒で、フィルムはコダックSSパンです。
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