広告「コロムビア教育レコード児童劇おせっく」(1931)

児童劇おせっく販促グッズ

 1931(昭和6)年発売のコロムビア教育レコード「児童劇おせっく」(作曲:坊田かずま)の販促用看板です。厚手のボール紙でできており、後ろに足が折り込んであって立てられるようになっています。コロムビアレコードは1931(昭和6)年より日本のレーベルを二連音符に統一し、同年教育目的のレーベルも(レコード番号33000〜)立ち上げました。坊田かずま(壽真)(1902-1942)さんは尋常小学校教員をしていましたが1920(大正9)年に雑誌「赤い鳥」の童謡募集で入選し、また作曲家としてだけではなく各地のわらべ歌(うさぎうさぎ、かごめかごめ)などの採譜収集でも知られました。また小学校における器楽合奏教育を先駆的に手がけるなどの業績でも知られています。結核により39歳の若さで亡くなりました。

雑誌記事「コロムビア宣傳陳列室」(1934)

コロムビア宣伝陳列室1934

 1934(昭和9)年に発行された雑誌「コロムビアニュース」第4號(日本蓄音器商會)より、「サーヴィス満點のコロムビア宣傳陳列室」の記事です。この年に大々的にオープンしたコロムビア蓄音器のショウルームと試聴室です。場所は銀座松屋のお向かいということで、中央通沿いのアップルストアからシャネルの間にあったようです。

広告「ツバメ印ニットーレコード臨時賣出し」(1926)

日東蓄音器1926

 1926(大正15)年発行の月刊雑誌「映画と演藝 "The Screen and Stage"」一月號(朝日新聞社)の裏表紙広告「ツバメ印ニットーレコード臨時賣出し」(日東蓄音器株式會社)です。新吹き込み吉住レコードとありますが、これは長唄の4代目吉住小三郎(1876-1972)さんの録音です。4代目は1889年(明治22)年に襲名し1963(昭和38)年に息子に譲りました。4代目は歌舞伎の伴奏にすぎなかった長唄を独立した鑑賞音楽にまで高めました。東京音楽学校(現在の東京藝術大学)教授を勤め、人間国宝、文化勲章等そうそうたる経歴です。

広告「ニットーレコード」(1928)

ニットーレコード

 前回紹介した雑誌「芝居とキネマ」1928(昭和3)年三月號の裏表紙にある「ニットーレコード」のカラー広告です。ニットーレコード(日東蓄音器(株))は1920(大正9)年に大阪に設立されたレコード会社で、1935(昭和10)年にタイヘイレコードとの合併により消滅しました。

シューバート作曲歌曲集「美しき水車屋の乙女」(1936)

美しき水車屋の乙女

 1936(昭和11)年のビクターレコードの新譜予約のチラシ、シューバート作曲歌曲集「美しき水車屋の乙女」バリトーン独唱ヒュッシュ、ピアノ伴奏ミュラーとあります。十二吋赤盤八枚組金二十八圓ですので、時間にしたらCD一枚分の内容が現在の価値で5万円とかなり高価です。このレコードは当代随一のバリトン歌手ゲルハルト・ヒュッシュが1935(昭和10)年に録音したものを日本国内発売したものです。この録音はなんと現在でもNAXOSからCDとして購入することができます。
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