
1933(昭和8)年に新興音楽出版社から刊行された「東京音頭」の楽譜です。ピアノ伴奏付きの歌の楽譜と、ハーモニカ譜も付いています。昭和8年10月5日発行、定価20銭です。今の価値にしたら500円ほどですか。中山晋平作曲、西条八十作詞という黄金コンビの東京音頭は同年、小唄勝太郎と三島一声の歌でビクターからレコード化され、爆発的に流行しました。前年に作られた「丸の内音頭」を改作改題した物だそうです。いまだに盆踊りの定番で野球の応援などにも使われ誰もが知っているということは名曲の証なのでしょう。
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