吉村公三郎監督「暖流」(1939)

暖流

 吉村公三郎(1911-2000)監督の松竹映画「暖流」です。岸田國士(1890-1954)氏作の1938(昭和13)年に朝日新聞に連載された小説「暖流」を原作に1939(昭和14)年に映画化されました。なお、この原作は戦後二回リメークされ、テレビドラマでも沢山リメークされています。経営難に陥った病院を再建するように頼まれた佐分利信(左の枠内の人物)が強引な手法で、病院長の娘の高峰三枝子(美しい!)とその婚約者の徳大寺伸(スチル写真のお二人)に反発されつつ、彼がスパイ行為を頼んだ看護婦の水戸光子と高峰三枝子との恋の三角関係とか、昼ドラ版白い巨塔のような映画です。お話は面白いのですが、昭和モダン好きとしては、当時の最新設備を誇る大病院のモダンさ、たびたび相談に使うお茶の水近辺の喫茶店の様子とか、鎌倉山の別荘とか、そういう着眼点は多々あります。ちなみに吉村監督は例えば戦後に「安城家の舞踏会」などの多くの作品のメガホンをとっています。
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