
1924(大正13)年発行の雑誌「家庭と演藝」三月號(東京寫眞時報社)のグラビア記事より「日活のスター 澤村春子」です。澤村春子(1901-1989)さんは1920(大正9)年に松竹キネマ俳優学校の一期生として入学し、1921(大正10)年に「路上の霊魂」(村田実監督)で映画デビュー、その後日活向島に移籍しましたが関東大震災により日活京都に移り時代劇に数多く出演しました。1934(昭和9)年に日活多摩川に異動し現代劇に復帰するにあたり稲田春子と改名しました。1937(昭和12)年を最後に映画界から引退しました。
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