古賀春江画「窓外の化粧」(1930)

古賀春江1930

 1930(昭和5)年に製作された古賀春江氏画「窓外の化粧」です。この作品は親交のあった川端康成氏が所蔵していた作品ですが、神奈川県立近代美術館に寄贈されました。この作品については作者自身が以下のような解題をしています。「晴天の爽快なる情感、蔭のない光。/過去の雲霧を切り破つて、/埃を払つた精神は活動する。/最高なるものへの最短距離。/計算機が手を挙げて合図する。/気体の中に溶ける魚。/世界精神の絲目を縫ふ新しい神話がはじまる」。古賀春江(1895-1933)氏は福岡県の寺の長男として生まれ、1912(大正元)年上京後石井柏亭氏に師事し、1922(大正11)年に二科展に入選、キュビズム、シュルレアリズムと短期間に画風を変えながら1929(昭和4)年の「海」とこの作品で日本のシュルレアリズムの始まりとなりました。
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