雑誌「演藝と映画」(1933)

1933(昭和8)年に発行された雑誌「演藝と映画」五月號(歴史寫眞會刊)です。表紙は同年公開の松竹映画「十九の春」(五所平之助監督)より主演の伏見信子さんです。雑誌「演芸と映画」は1926(大正15)年に歴史写真会から創刊されたカラーグラビアを含むグラフ雑誌です。伏見信子(1915- )さんは新派の俳優の娘として生まれ、小学生の時に姉の伏見直江さんとともに帝國キネマに入社し、日活大将軍に移籍後に同志社女学校高等女学部に入学し、学校に通いながら映画に出演していました。卒業後、松竹に移籍しこの映画の主演で人気女優となりました。1947(昭和22)年まで映画女優として活動しました。
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