オフセツト刷口繪「蟲の音・篠田十一郎畫」(1917)

1917(大正6)年に発行された「少女の友」九月(第十巻第十號)(實業之日本社刊)内のオフセツト刷口繪より「蟲の音」(篠田十一郎畫)です。背景に大きなハイビスカスが咲いており、大正初期には普通の庭木としてあったのでしょうか。帯留めが結構ラフに結んであり、当時はこんなものなのでしょうか。明治大正期の着物の着付けは現在と少し違っているようです。
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昭和モダンとは日本の1920〜30年代における和洋折衷の市民文化です。私が手に入れた昭和モダンなガジェットを気の向くままに紹介していきます。