真空管式の縦型ラジオ

縦型ラジオ

 真空管式のラジオです。形状は1935(昭和10)年前後に流行った縦型のキャビネットで、真空管4本を使った所謂並四ラジオです。全くメーカー名がないこと、中身が木製のシャーシであることなどから、町の電気屋さんや好事家の手作りラジオである可能性があります。当時は自作する方も多かったので、このようなキャビネットだけでも売っていたそうです。写真の機械は通電可能ですが発振が激しく、かすかに感度はありますが、実用には巨大なアンテナが必要かと思われます。戦前のラジオのデザインの主流は、ラッパ型のスピーカーが別に付く平型から、上部が丸いダルマ型、ここで紹介したアメリカで流行っていた縦型を経て、スピーカー部とダイヤル部が横に並んだ横長のデザインに落ち着きます。日本のラジオ放送の開始は1925(大正14)年ですので、昭和初期のラジオはまさに昭和モダンな最新のコミュニケーションツールなわけです。
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