空から眺めた大東京「新議事堂を望む」(1933)

1933(昭和8)年7月発行の「大東京寫眞案内」(博文館:編)より、「空から眺めた大東京『新議事堂を望む』」です。国会議事堂の竣工は1936(昭和11)年ですが、この時点でほぼ完成しているように見えます。記事によると「上方中央に見える白堊の殿堂、これこそ新日本最大の誇り、堂々帝都の空に聳える新國會議事堂の英姿、その上方右手よりが、軍國日本の最高權威参謀本部、その後方に三宅坂を挾んで、内壕中の絶景と呼ばれる辨慶堀のあたりが、かすかに見える。下方坂路の左の廣大な屋敷が、歴代首相の住む内閣總理大臣の官邸である。」
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