今和次郎・吉田謙吉著「考現学採集:モデルノロヂオ」(1931)

考現学採集

 早稲田大学建築学科教授の今和次郎と、デザイナーの吉田謙吉の共著による、1931年(昭和6年)建設社刊の本です。考現学とは考古学の対義語で、現代の風俗習慣等を観察する「学問」だそうです。内容は例えば1931年のある日の銀座における路上広告の観察と集計とか、現在でも「路上観察学」として継続されているような内容の嚆矢です。確かに1931年の「現代」をしっかりと定量的に切り取っており、80年後の現在から見ると貴重なデータになっています。これはまさに作者の意図したことが実現しているということなのでしょう。このお二人のお仕事には、今後別の側面からも触れると思います。
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