
戦前戦後通して活躍した女優の水戸光子(1919-1981)さんです。明るい庶民的な役が多く、以前に紹介した映画「暖流」でもセレブの高峰三枝子の対極に位置する看護婦役が印象的でした。1933(昭和8)年に岡崎市立高女を中退後、熱海でウェイトレスをしていたところを1934(昭和9)年に松竹にスカウトされ、1935(昭和10)年公開の清水宏監督「若旦那 春爛漫」で映画デビューしました。その後非常に沢山の作品に出演しスターとなり、1970年代までコンスタントに出演しています。1981(昭和56)年に62才で亡くなりました。
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