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広告「ニューミゼット」(1939)

ミゼットカメラ1939apr

 1939(昭和14)年発行の雑誌「アサヒカメラ4月號」(朝日新聞社)の裏表紙裏広告「世界一最小カメラ ニューミゼット」(美篶商會)です。超小型カメラとして人気のあったミゼットカメラの改良版です。
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広告「サロ吉君ハイキング」(1940)

サロ吉君1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「サロ吉君ハイキング」です。一見コラムの四コマ漫画と思いきや、読み進めていくと「サロメチール」(田邊元三郎商店)の広告であるという仕掛けです。

広告「花物語」(1940)

花物語1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「花物語」(吉屋信子先生著、装幀 中原淳一先生)です。本作品は少女小説の代表作といえます。

長篇少女小説「白い燈臺【その2】」(1940)

白い灯台1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「白い燈臺」(内山基不破俊子畫)です。先生たちの説得もあり、アル中の父親が育てていた子供は別れた元妻に返されてきました。

長篇少女小説「白い燈臺【その1】」(1940)

白い灯台1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「白い燈臺」(内山基不破俊子畫)です。どうやら新人の女性教師が主人公のようです。学園長に連れられてアル中の父親に育てられている子供の家庭訪問です。

広告「私は優等生です」(1940)

ハリバ1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「私は優等生です」です。一体何の記事かと読み進めていくと「ハリバ」(田邊元三郎商店)の広告であることがわかる仕組みです。いわゆる栄養ドリンクです。

雑誌記事「手藝帖」(1940)

手芸帖1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より「手藝帖」です。写真の女の子が着ているワンピースがチェック柄かと思ったら、当時の田舎の小学生が着ているような紺絣でした。当時はすでに木綿布が市井で不足していたようです。

広告「王樣クレイヨン」(1940)

王様クレヨン1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「王樣クレイヨン」(王樣クレイヨン商會)です。王様クレヨンは現在でも販売されている定番の画材です。

短篇少女小説「母の御繪【その3】」(1940)

母の御絵1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より短篇少女小説「母の御繪」(舟橋聖一不破俊子畫)です。比佐子さんは亡くなった母の絵を見ながら物思いにふけっています。

短篇少女小説「母の御繪【その2】」(1940)

母の御絵1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より短篇少女小説「母の御繪」(舟橋聖一不破俊子畫)です。比佐子さんの亡くなった母親は個展を開けるほどの日本画家でした。

短篇少女小説「母の御繪【その1】」(1940)

母の御絵1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より短篇少女小説「母の御繪」(舟橋聖一、不破俊子畫)です。舟橋聖一(1904-1976)さんは東京生まれ、東京帝國大學文學部卒業後、明治大学で教鞭をとる傍ら小説家として活躍しました。

連載漫画「くるくるクルミちゃん【その4】」(1940)

くるくるクルミちゃん1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より連載漫画「くるくるクルミちゃん」(まつもとかつぢ)です。実はある会社の重役だった紳士の帰りが遅いので、運転手と秘書が探しにきますが、さらにクルミちゃんに巻き込まれていきます。

連載漫画「くるくるクルミちゃん【その3】」(1940)

くるくるクルミちゃん1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より連載漫画「くるくるクルミちゃん」(まつもとかつぢ)です。クルミちゃんのどんどん設定が変わっていくごっこ遊びに付き合う優しい紳士の図です。

連載漫画「くるくるクルミちゃん【その2】」(1940)

くるくるクルミちゃん1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より連載漫画「くるくるクルミちゃん」(まつもとかつぢ)です。船の煙にされていることに気付いた鳥打帽にステッキの紳士は一生懸命にクルミちゃんに付き合っています。警官が不審そうに遠くから覗いています。

連載漫画「くるくるクルミちゃん【その1】」(1940)

くるくるクルミちゃん1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より連載漫画「くるくるクルミちゃん」(まつもとかつぢ)です。船のおもちゃを引っ張っているクルミちゃん、煙突に煙が欲しいようです。

広告「モダン占ひ」(1940)

モダン占い1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「モダン占ひ」(北野商店)です。おそらく、ふると棒が一本出てくるおみくじ箱なのではないでしょうか。慰問袋に入れる品にどうぞとのことです。

長篇小説「美しい旅【その3】」(1940)

美しい旅1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「美しい旅」(川端康成作、中原淳一画)です。花子さんにプレゼントしたリボンを結んであげる咲子さんです。

長篇小説「美しい旅【その2】」(1940)

美しい旅1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「美しい旅」(川端康成作、中原淳一画)です。銀座を散策する、まるで姉妹のような花子、咲子、明子の三人です。

長篇小説「美しい旅【その1】」(1940)

美しい旅1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「美しい旅」(川端康成作、中原淳一画)です。盲目かつ聾唖の美少女、花子さんのお話です。

広告「少女の友代理部案内」(1940)

少女の友代理部1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「少女の友代理部案内」(實業之日本社)です。いわゆる通信販売のページです。中原淳一便箋やハンドバッグのキットなどなかなか面白そうです。畳むと一枚板になる椅子付き勉強机など狭い日本家屋にはぴったりです。

広告「新女苑」(1940)

新女苑1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「新女苑」(實業之日本社)です。「新女苑」は「少女の友」を卒業した女性向けの雑誌で、1937(昭和12)年に創刊され、戦後の1959(昭和34)年まで発行されていました。

雑誌記事「友ちやん大懸賞」(1940)

友ちゃん大懸賞1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より「友ちやん大懸賞」です。クイズに答えると生会社の中から抽選でアコーディオンなどが当たります。クイズの問題はどうやら鯉のぼりの数で男の兄弟のいない女の子の家を当てるというもののようですが、当時の風習が今と違うので良くわかりません。

長篇少女小説「オコマさん【その2】」(1940)

オコマさん1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「オコマさん」(井伏鱒二蕗谷虹兒畫)です。乗車していたバスが小さな事故を起こし、オコマさんは怪我をしてしまいます。バス会社の社長は保険金をせしめようと大きな事故に偽装をしますが、保険の調査員に見破られそうになります。

長篇少女小説「オコマさん【その1】」(1940)

オコマさん1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事より長篇少女小説「オコマさん」(井伏鱒二、蕗谷虹兒畫)です。井伏鱒二(1898-1993)さんは広島県生まれ、早稲田大学中退後、小説家となりました。この小説にはご本人を彷彿とさせる井川權二という小説家が登場します。

広告「森永ドロップス/古代アヅキ洗粉」(1940)

アヅキ洗粉1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「森永ドロップス」(森永製菓株式會社)、「薬用古代アヅキ洗粉」です。アヅキ洗粉は現在もヘチマコロン社から販売されています。

ユーモア探偵小説「香水紳士【その3】」(1940)

香水紳士1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事よりユーモア探偵小説「香水紳士」(大阪圭吉松本かつぢ絵)です。クルミさんは、この不快な男性が偶然見かけた新聞記事にあった指名手配の強盗犯にそっくりであることに気づきます。

ユーモア探偵小説「香水紳士【その2】」(1940)

香水紳士1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事よりユーモア探偵小説「香水紳士」(大阪圭吉松本かつぢ絵)です。品川から乗ってきた不快な乗客は不自然に顔を隠して窓際を占拠しため、クルミさんは楽しみしていた大船駅のサンドウィッチを買えませんでした。

ユーモア探偵小説「香水紳士【その1】」(1940)

香水紳士1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の記事よりユーモア探偵小説「香水紳士」(大阪圭吉松本かつぢ絵)です。国府津に向かう東海道線の車内で、品川から乗ってきた無遠慮な乗客のため主人公は気分を害しています。

広告「藝術學院」(1940)

芸術学院1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「藝術學院」です。自作の絵を送ると添削してくれるようです。淀橋區諏訪町というのは現在の新宿区高田馬場から西早稲田にかけての場所です。

広告「ライトインキ」(1940)

ライトインキ1940may

 1940(昭和15)年5月に発行された「少女の友・五月」(第三十三巻第五號)(實業之日本社刊)内の広告より「ライトインキ」(篠崎インキ製造株式會社)です。「天下一品!一家一瓶!」「ペンとりて希望の春を記すライトの文字!」だそうです。
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