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空想小説「私は淋しい旅の鳥【その1】」(1923)

私は淋しい旅の鳥1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より空想小説「私は淋しい旅の鳥」(入交總一郎)です。入交総一郎さんは大正から昭和にかけて活動した童話作家です。国籍も時代も不明な街をマンドリンを持った少女が歩いています。
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小曲「ねがひ」(1923)

願い1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より小曲「ねがひ」(玲子)です。この作品も作者のクレジットが目次にありません。作者の詳細は不明です。

少女小説「乞食の子【その2】」(1923)

乞食の子1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より少女小説「乞食の子」(住井すゑ子)です。松江さんは気の狂った母から手袋をもらいますが、同級生からその手袋は私から盗んだ物だと言いがかりをつけられ困った立場に。

少女小説「乞食の子【その1】」(1923)

乞食の子1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より少女小説「乞食の子」(住井すゑ子)です。著者の住井すゑ(1902-1997)子さんは奈良県生まれ、田原本技藝女學校在学中から執筆活動を始め、講談社で記者となり、その後小説家となりました。

雑誌記事「記者夜を徹して死人の床に眠る」(1923)

吉見百穴1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より「記者夜を徹して死人の床に眠る」です。少女の友の記者5人(岩下小葉、淺原鏡村、松山思水、中島薄紅、曾根鵬圖)が埼玉県吉見町の吉見百穴に一晩泊まるというルポです。まだ国史跡指定前なので、ここを西洋風岩窟ホテルに改造しようとしている人が出てきます。伝説のコロボックルの住居だと思って行ったら、最近の説でお墓だったということがわかり、記者達はびびりまくっています。

少女小曲「家」(1923)

家1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より少女小曲「家」(詩津子)です。作者の方の詳細は不明です。目次にクレジットもありませんでした。

長篇小説「夢見る母【その3】」(1923)

夢見る母1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より長篇小説「夢見る母」(榊緑翠)です。美代子さんは偶然出会ったこの紳士に自分の身の上や名前を話したところ、何と驚くべきことに彼は生き別れの父親だったのです!www

長篇小説「夢見る母【その2】」(1923)

夢見る母1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より長篇小説「夢見る母」(榊緑翠)です。美代子さんは引き取られた牧師の家で優しくしてくれたにも関わらず、不安に駆られて家を飛び出してしまいます。疲れて倒れたところに運転手付きの車の紳士に助けられます。

長篇小説「夢見る母【その1】」(1923)

夢見る母1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より長篇小説「夢見る母」(榊緑翠)です。作者の榊緑翠さんに関しては詳しいことがわかりませんでした。

童謡小説「舞臺の裏【その2】」(1923)

舞台の裏1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より童謡小説「舞臺の裏」(岡田光一郎)です。涙涙の薄幸サーカス少女の告白は続きます。

童謡小説「舞臺の裏【その1】」(1923)

舞台の裏1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より童謡小説「舞臺の裏」(岡田光一郎)です。薄幸のサーカスの少女は定番の題材です。岡田光一郎さんは大正から昭和にかけて活躍した作家で、多くの雑誌掲載があります。

雑誌記事「やんちや新聞」(1923)

やんちゃ新聞1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より「やんちや新聞」です。大正時代の葉書職人少女達の腕の見せ所です。

雑誌記事「少女模範讀物【その31】」(1923)

漁師の子1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より童謡「漁師の子」(井上憲治)です。作者の井上憲治さんは大阪市高臺尋常高等小學校訓導です。童謡にしては深刻な内容です。

雑誌記事「少女模範讀物【その30】」(1923)

小島の娘1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より童話「小島の娘」(徳永壽榮松)です。この娘さんは島のただ一人の住人で、誰にも育てられていないのに赤ん坊からここまで成長しました。

雑誌記事「少女模範讀物【その29】」(1923)

小島の娘1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より童話「小島の娘」(徳永壽榮松)です。作者の徳永寿栄松さんは京都市菊濱小學校訓導です。

雑誌記事「少女模範讀物【その28】」(1923)

星の降る夜1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女哀話「星の降る夜」(田中訓美)です。肺炎になった女学校のお友達はとうとう亡くなってしまいました。

雑誌記事「少女模範讀物【その27】」(1923)

星の降る夜1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女哀話「星の降る夜」(田中訓美)です。女学校の友達が突然感冒で入院し、さらに肺炎になります。

雑誌記事「少女模範讀物【その26】」(1923)

星の降る夜1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女哀話「星の降る夜」(田中訓美)です。田中訓美さんは福井市芦羽尋常小學校長です。

雑誌記事「少女模範讀物【その25】」(1923)

思い出の丘1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女小曲「おもひでの丘」(光岡始)です。光岡始さんは呉市港町小學校訓導です。

雑誌記事「少女模範讀物【その24】」(1923)

魚よ泳げ雪の道1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より滑稽小説「魚よ泳げ雪の道」(足立一票)です。酔っ払って売り物の魚を雪路にばらまいてしまった蛸蔵さん、困っていたら大店の旦那さんが出てきてめでたしめでたし。

雑誌記事「少女模範讀物【その23】」(1923)

魚よ泳げ雪の道1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より滑稽小説「魚よ泳げ雪の道」(足立一票)です。魚を天秤棒に担いだ蛸蔵さん、「気違ひのやうに」笑いながら魚を雪路にぶちまけます。

雑誌記事「少女模範讀物【その22】」(1923)

魚よ泳げ雪の道1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より滑稽小説「魚よ泳げ雪の道」(足立一票)です。足立一票さんは大阪市南區北大江小學校訓導です。

雑誌記事「少女模範讀物【その21】」(1923)

巣立ち行く小鳥1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女小説「巢立ち行く小鳥」(水戸久郎)です。なんと鉄道の駅がある町までの交通手段は馬車です。バスが普及していなかった頃、田舎では普通の風景なのでしょうか。

雑誌記事「少女模範讀物【その20】」(1923)

巣立ち行く小鳥1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女小説「巢立ち行く小鳥」(水戸久郎)です。旅立つ前夜、受け持ちの先生のことを思い出しています。

雑誌記事「少女模範讀物【その19】」(1923)

巣立ち行く小鳥1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女小説「巢立ち行く小鳥」(水戸久郎)です。明日から親元を離れて工女となる少女です。作者の水戸久郎さんは新潟市礎小學校訓導です。

雑誌記事「少女模範讀物【その18】」(1923)

みぞれ1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より童謡「みぞれ」(梶茂芳)です。梶茂吉さんは東京市本所區菊川小學校訓導です。

雑誌記事「少女模範讀物【その17】」(1923)

全校の花1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女事實美談「全校の花」(大和田新四郎)です。校長先生から可哀想な境遇を知らされ、嫌味な同級生も冷たい大家さんもみんな改心して涙の謝罪で大団円です。

雑誌記事「少女模範讀物【その16】」(1923)

全校の花1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女事實美談「全校の花」(大和田新四郎)です。夕刊売りをしている姿を同級生に見咎められ、学校で先生から事情を聞かれています。可哀想な境遇に先生もハンカチを搾るほどの号泣です。

雑誌記事「少女模範讀物【その15】」(1923)

全校の花1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女事實美談「全校の花」(大和田新四郎)です。父親の病気で生活に困窮し夕刊売りをしている女学生です。セーフティネットがほとんどない時代は大変です。

雑誌記事「少女模範讀物【その14】」(1923)

全校の花1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の「少女模範讀物當選」作品より少女事實美談「全校の花」(大和田新四郎)です。作者の大和田新四郎さんは東京市芝區聖阪小學校訓導です。
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