漫畫「わしはカメラマン」【その2】(1937)
広告「アサヒグラフ臨時増刊〜列國の軍備」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の広告より「アサヒグラフ臨時増刊〜列國の軍備」です。列国=米ソ英独の軍備を中心に第二次世界大戦直前の戦力分析の本です。「軍備は果して平和の保險料たるか?上昇するこのパーセンテージに安定を與へる者は誰か!」の惹句が現代から見ると皮肉に見えます。
広告「朝日時局讀本」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の広告より「朝日時局讀本・豫約募集・全十巻」(朝日新聞社)です。「現代不安の實態を衝く非常時國民讀本!!」だそうです。内容はわかりませんが、正しい分析がなされていたとしても、この後の歴史の流れを知るものとしてはやはり戦争に突入してしまうように思います。最近の研究だと軍部も政治家もアメリカの国力を正しく把握していたということです。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その24】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「縁日スケツチ」(小林シゲル)です。風車をこのように平行に渡した紐につけて売っていたようです。羽が回転しているので飴のように見えます。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その23】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「漁夫」(吉川静松)です。場所は勝浦港とあるので千葉の外房でしょうか。当時の漁師の方々の様子です。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その21】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「無題」(不破一)です。葛折りの広い峠道を歩く人です。舗装はされていませんがフェンスや擁壁などかなり整備された山道です。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その18】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「幼年時代」(青山静壽)です。遠足の女子学生でしょうか。森の内と外の陽光のコントラストが効いています。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その17】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「童話時代」(佐藤一美)です。当時も折りたたみ式の乳母車があったようです。手前の鳥は鷺の雛でしょうか。よく慣れているようです。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その14】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「臨時大祭」です。靖国神社の大祭で警備にあたる警官のスナップです。何かカメラマンと談笑しているのでしょうか。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その12】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「ハイキング」です。現在でもハイキングコースとなっている神戸の背山のスナップです。ベレー帽をかぶり大きな水筒を襷掛けしたモダンなご婦人です。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その11】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「お湯から上がつて」(山口晃司)です。風呂上りでバスタオルにくるまった子供のスナップです。ご存命なら90歳前後でしょうか。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その10】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「リキシヤは畫く」(和田荘二)です。神戸港にずらりと並んだ人力車の幾何学的面白さを捉えています。船客の送迎でしょうか。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その9】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「街の人氣者」(谷口興一郎)です。滋賀県大津市内で蒸籠で蒸した何かを売っている屋台です。客引きに太鼓を叩いています。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その5】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「婦人像」(山脇宏)です。白人女性のポートレートながら撮影場所が阪急宝塚球場とあるので、野球か何かを見にきたのでしょうか。ローアングルから自然な表情を捉えています。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その4】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「雨後」(山本虔)です。雨上がりの午後三時の有楽町駅周辺です。風でレインコートがたなびいています。
雑誌記事「月例懸賞入選作品集【その3】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事「月例懸賞入選作品集」より「初夏の海邊」(新居一之)です。素敵なワンピースを着たモデルさんです。現代から見ても服装に違和感がありません。写真からは爽やかな風が感じられます。
雑誌記事「続々アーティスト達の一瞬間【その2】」(1937)

1937(昭和12)年発行の雑誌「アサヒカメラ7月號」(朝日新聞社)内の記事より「続々アーティスト達の一瞬間」(永見徳太郎)です。写真は上から責め絵で有名な伊藤静雨(1882-1961)画伯、中は講談師にして政治家の伊藤痴遊(1976-1938)さん、下は劇作家の長谷川伸(1884-1963)さんです。