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女子新作法「第二十一章 通信及び交通に關する心得 第二節 交通其の他に關する心得【その1】」(1928)

交通1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第二十一章 通信及び交通に關する心得 第二節 交通其の他に關する心得」です。旅の恥はかき捨てと言ったのは昔のこと。外国などでの無作法は国民としての不名誉なので慎む様にとのことです。当時の日本はチップ文化が残っており、正規の料金以外に相当の心付をしなければいけないそうです。
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女子新作法「第二十一章 通信及び交通に關する心得 第一節 書翰・電話・電信等に關する心得」(1928)

電話1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第二十一章 通信及び交通に關する心得 第一節 書翰・電話・電信等に關する心得」です。すでに東京では市内通話で交換台を呼び出さない自動電話が普及している様です。ただし市外通話は交換台に口頭で番号を依頼し繋がるまで待たされます。

女子新作法「第十九章 贈答品に關する心得 第三節 進物を受けた時の心得【その2】」(1928)

贈答品1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十九章 贈答品に關する心得 第三節 進物を受けた時の心得」です。贈答品を使者が持ってきた時は凶事を除いて使者には心付を渡さなければなりません。お礼の挨拶状はなるべく早く出す様に。

女子新作法「第十九章 贈答品に關する心得 第三節 進物を受けた時の心得【その1】」(1928)

贈答品1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十九章 贈答品に關する心得 第三節 進物を受けた時の心得」です。進物を差し出されたら押しいただいて一礼後、中を確認して上座に置いて一礼後、謝意を述べます。包んである風呂敷や袱紗は畳んで返します。

女子新作法「第十九章 贈答品に關する心得 第二節 進物に關する心得【その3】」(1928)

贈答品1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十九章 贈答品に關する心得 第二節 進物に關する心得」です。二種類の水引の結びか方です。現代はもう結んであるものを買ってくるばかりです。

女子新作法「第十九章 贈答品に關する心得 第二節 進物に關する心得【その2】」(1928)

贈答品1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十九章 贈答品に關する心得 第二節 進物に關する心得」です。進物への水引の掛け方を様々な場合の例を示しています。当時でも意外とシンプルな気がします。

女子新作法「第十九章 贈答品に關する心得 第二節 進物に關する心得【その1】」(1928)

贈答品1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十九章 贈答品に關する心得 第二節 進物に關する心得」です。進物には相当の形式と体裁が必要だそうです。図は洋風にリボンをかけた進物の例です。和風では水引になります。表書きは楷書で書かなければいけません。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その7】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。デザートや果物を食べ終わるとフィンガーボールが配られますのでこれで指先を洗浄してください。コーヒーなどが配られる前にナプキンをテーブル上におきますが、きちんと畳んではいけません。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その6】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。メインディッシュが終わり、デザートコースに移る前に主人は挨拶しなければなりません。それに対して主賓は挨拶を返し、乾杯の音頭をとります。乾杯の時は一同起立しますが、ナプキンをテーブルの上に置くことを忘れない様に。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その5】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。シャンパンは飲めなくても注がれることを辞退してはいけません。アスパラガスなどは手掴みで食べても構わないそうです。食事が終わったらナイフとフォークを揃えて皿の中に入れてください。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その4】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。ソフトドリンクの一覧にある平野水とは現在の兵庫県川西市に江戸時代から存在する鉱泉の炭酸水で、三ツ矢サイダーの元祖でもあります。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その3】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。ナイフは右、フォークは左ですが、ナイフを使わないときは右手でフォークを持ちましょう。前菜にはシェリー酒、スープではビール、魚肉には白ワイン、獣肉には赤ワイン、サラダにはシャンパンを注ぐそうです。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その2】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。スープは音を立てずに吸いましょう。給仕は必ず客の左からです。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」【その1】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第三節 西洋食に關する心得」です。読者は西洋食のマナーに疎いだろうという感じで、日本食より大きなページ数を割いています。パンを食べるときはナイフやフォークは使わず、手で割いてバターを付けましょう。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」【その4】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」です。器は必ず手にとって、置いたまま箸でとるのはよくないそうです。食事が済んで湯茶が振る舞われた時に箸をきれいにして懐紙で拭き取り箸袋に戻すのが食事が済んだというサインだそうです。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」【その3】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」です。魚を食べる時、両面を食べるのは構わないが、右頭にならないように気をつけなければいけないそうです。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」【その2】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」です。食べる順序が流儀により違うとのことで難易度高めです。ただ汁と菜は交互に食べ、香の物は最後に食べるようです。

女子新作法「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」【その1】(1928)

食事1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十八章 食事に關する心得 第二節 日本食に關する心得」です。正式な食膳は二汁五菜か三汁七菜だそうです。豪華な旅館の夕食のようです。最初は椀の蓋を開けるところから始めます。

女子新作法「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」【その4】(1928)

招待1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」です。来客にピアノやバイオリンの演奏を勧める場合、まず自分で弾いて見せなければいけないようです。

女子新作法「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」【その3】(1928)

招待1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」です。こちらには具体的な席次が示されています。招待する側が夫婦の場合、もてなす側の奥さんが最上座になるのですね。

女子新作法「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」【その2】(1928)

招待1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」です。来客が複数ある時はやはり席次が重要です。気にされる方はされるので。どちらが上座かいろいろなシチュエーションで間違えないようにしなければなりません。

女子新作法「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」【その1】(1928)

招待1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十七章 招待及び應招に關する心得 第二節 接遇に關する心得」です。来客の俥夫、馭者、運転手は待機所を設けて相当な待遇をしなければならないそうです。お客さんが自家用車とお抱え運転手を持っている前提です。

女子新作法「第十七章 招待及び應招に關する心得 第一節 招待に關する心得」(1928)

招待1928apr

1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十七章 招待及び應招に關する心得 第一節 招待に關する心得」です。招待状を出す場合は二、三週間前に出すべきであり、一週間を切るのは非礼だそうです。図は応接間の例ですが、洋間の方は暖炉などがありかなり豪華です。

女子新作法「第十六章 紹介に關する心得 第一節 人を紹介する心得」(1928)

紹介1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十六章 紹介に關する心得 第一節 人を紹介する心得」です。目上の人や婦人に男性を紹介する時は紹介される側に前もって承諾を得ていなければなりません。ただ紹介する相手が有名人ならばいきなり紹介してもかまわないそうです。

女子新作法「第十五章 訪問に關する心得 第二節 人から訪問を受けた時の心得」【その3】(1928)

訪問1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十五章 訪問に關する心得 第二節 人から訪問を受けた時の心得」です。客の来訪中は家人を怒鳴ったり、席を外したり時計を見たりしないようにしましょう。

女子新作法「第十五章 訪問に關する心得 第二節 人から訪問を受けた時の心得」【その2】(1928)

訪問1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十五章 訪問に關する心得 第二節 人から訪問を受けた時の心得」です。来客に対してお茶やコーヒーを供するのは通例ですが、茶菓子以上の食べ物を出すことは逆に迷惑に当たることもあるので気を付けましょう。

女子新作法「第十五章 訪問に關する心得 第二節 人から訪問を受けた時の心得」【その1】(1928)

訪問1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十五章 訪問に關する心得 第二節 人から訪問を受けた時の心得」です。来客は喜ばしいことなので、歓待しなければなりません。

女子新作法「第十五章 訪問に關する心得 第一節 人を訪問する時の心得」(1928)

訪問1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十五章 訪問に關する心得 第一節 人を訪問する時の心得」です。人を訪問する時はアポイントをしっかり取って、相手の身分にふさわしい服装で訪れなければなりません。訪問相手と面識がない場合は紹介状や面識のある人を同伴しなければなりません。

女子新作法「第十四章 服装に關する心得 第二節 禮服に關する心得」【その5】(1928)

礼服1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十四章 服装に關する心得 第二節 禮服に關する心得 二、女子の禮服」です。図は「女子洋服の禮服と通常服」です。通常服の方は1920年台の最新モードですね。

女子新作法「第十四章 服装に關する心得 第二節 禮服に關する心得」【その4】(1928)

礼服1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より「第十四章 服装に關する心得 第二節 禮服に關する心得 二、女子の禮服」です。図は「女子和服の禮服樣々」です。宮中に上がるときは平安貴族ばりの袿袴でなければいけません。
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