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女子新作法「第七章 敬禮に關する心得 第二節 最敬禮の心得」(1928)

敬礼に関する心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第七章 敬禮に關する心得 第二節 最敬禮の心得」です。最敬礼は天皇陛下とそのご家族に対するものです。立礼ならば45度、座礼ならば額が手の甲近くになるまで平伏します。
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女子新作法「第七章 敬禮に關する心得 第一節 敬禮の心得」(1928)

敬礼に関する心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第七章 敬禮に關する心得 第一節 敬禮の心得」です。敬礼する場合は相手に注目しなければならず、敬礼された人は答礼しなければならないそうです。この場合ほぼ同時に行うことが必要とのこと。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第四節 着座及び起座の心得【その2】」(1928)

着座及び起座の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第四節 着座及び起座の心得」です。正座からの立ち方ですが、両手をついてはいけないそうです。右膝を少し立て、右足を前に出して立ち上がり、左足を添えるということです。一連の動作は滑らかにしなければいけません。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第四節 着座及び起座の心得【その1】」(1928)

着座及び起座の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第四節 着座及び起座の心得」です。和室の時の座り方立ち方です。左膝を付き、両膝をついてから正座するそうです。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第三節 着椅及び離椅の心得【その2】」(1928)

着椅離椅の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第三節 着椅及び離椅の心得」です。離席するときはまず正面に立ち下座側へ退きます。背もたれに手を添えることも忘れずに。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第三節 着椅及び離椅の心得【その1】」(1928)

着椅離椅子の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第三節 着椅及び離椅の心得」です。椅子に着席するときは、その下座側に立ってから着席するそうです。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第二節 歩行に關する心得【その1】」(1928)

歩行に関する心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第二節 歩行に關する心得」です。道路を歩く時は痰を吐いたりゴミを捨てたり引き摺り歩きをしたり歌ったり騒いだりしないことだそうです。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第二節 歩行に關する心得【その1】」(1928)

姿勢に関する心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第二節 歩行に關する心得」です。歩行するときは姿勢正しく上下左右に揺れず意識しないで歩調を合わせなさいとのことです。歩く姿勢でその人の人間性までわかるといっています。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第一節 姿勢に關する心得【その2】」(1928)

姿勢に関する心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第一節 姿勢に關する心得」です。椅子に座るときは深く腰掛け背筋を伸ばし両掌を下に向けて膝の上に置くそうです。

女子新作法「第六章 座作・進退の心得 第一節 姿勢に關する心得【その1】」(1928)

姿勢に関する心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第六章 座作・進退の心得 第一節 姿勢に關する心得」です。日本人の特に女性は欧米人に比べて姿勢が悪いと言っております。作法の基礎は姿勢からだそうです。

女子新作法「第五章 途上の心得【その4】」(1928)

途上の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第五章 途上の心得」です。道端でおしゃべりして交通を妨げないようにとか、軍旗には敬意を表せ、とか行列を横切るな、とか細かく指定しています。

女子新作法「第五章 途上の心得【その3】」(1928)

途上の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第五章 途上の心得」です。車に乗っている時に目上の人が歩いているのを見つけたときは、下車して挨拶するのが原則だそうです。ここでいう車とはおそらく人力車をイメージしているとは思います。

女子新作法「第五章 途上の心得【その2】」(1928)

途上の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第五章 途上の心得」です。目上の人と歩く時は左斜め後ろにつくそうです。ただし、提灯で足元を照らす時は「御免遊ばせ」と断ってから左側を先行するそうです。

女子新作法「第五章 途上の心得【その1】」(1928)

途上の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第五章 途上の心得」です。道で目上の人とすれ違う時は、自分の右側を譲るそうです。

女子新作法「第四章 容儀の心得」(1928)

容儀の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第四章 容儀の心得」より、「女學生服装の圖」です。この当時はまだ制服を制定している女学校が出始めた頃です。大正末期にセーラー服が一部の私立女学校で採用されると徐々に広がっていったようです。

女子新作法「第三章 居常の心得【その9】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。楊枝を咥えながら談話するなとか、ヤカンの口から直接飲むなとか細かく指摘しています。また使用人には親切にしろという、女中が家にいて当然な階級の女学生が対象であることもわかります。ただ当時は一般サラリーマン家庭にも普通に下働きの女中がいました。サラリーマンというだけでエリート階級でしたが。

女子新作法「第三章 居常の心得【その8】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。先輩には尊敬を後輩には愛憐同情の念を忘れずに、また神社や祖先の霊に対する崇敬も欠かさないようにとのことです。

女子新作法「第三章 居常の心得【その7】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。出かけるときや帰宅時には親への挨拶や報告をしなければならないとのことです。また立ち聞きやのぞき見は自宅でも無作法ですとたしなめています。

女子新作法「第三章 居常の心得【その6】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。紙をめくる時に指先を舐めてはいけないとか、仕事をしながらの雑談は失敗の元だとか、噛んで含めるように伝えています。

女子新作法「第三章 居常の心得【その5】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。家族が病気にかかった時の心構えを示しています。また次ページでは家庭学習と読書の必要性も説いています。

女子新作法「第三章 居常の心得【その4】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。年少の者は、父母長上には絶えず細かく気を配るべきだと書いてあります。

女子新作法「第三章 居常の心得【その3】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。寝る前に着替えを枕元に整頓しておくとか、整理整頓の勧めです。挿絵は快適そうな勉強部屋です。

女子新作法「第三章 居常の心得【その2】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。家族の間とはいえ、父母長上に対する挨拶は欠かさない様にとのことです。ただし、朝の洗面を済ませた後に、だそうです。

女子新作法「第三章 居常の心得【その1】」(1928)

居常の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第三章 居常の心得」です。自宅での心得を説いています。挿絵の家族団欒の図は油絵のかかった洋間で大きな食事テーブルを三世代が囲んでいますが、昭和初期にこの様なことのできる家族は非常に上流の家庭であると思われます。

女子新作法「第二章 學生の心得【その8】」(1928)

学生の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第二章 學生の心得」です。祝辞等は快活にして荘重なる態度で、弔辞は沈痛な態度と口調で読むべきだそうです。某国のアナウンサーの様です。

女子新作法「第二章 學生の心得【その7】」(1928)

学生の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第二章 學生の心得」です。朝礼は欠席や遅刻をしないようにだそうです。

女子新作法「第二章 學生の心得【その6】」(1928)

学生の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第二章 學生の心得」です。来賓が来た時はそちらに向かって合図に合わせてお辞儀をしながら先方に視線を注ぐのだそうです。

女子新作法「第二章 學生の心得【その5】」(1928)

学生の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第二章 學生の心得」です。廊下階段では走ったり歌ったりしないで、左側通行が原則だそうです。

女子新作法「第二章 學生の心得【その4】」(1928)

学生の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第二章 學生の心得」です。授業中は姿勢を正しくしましょうとのことです。この女学生はリボン付きのブラウスに一本線のスカート、セーターかスモックのような物を被っています。

女子新作法「第二章 學生の心得【その3】」(1928)

学生の心得1928apr

 1928(昭和3)年4月に発行された教科書「女子新作法甫守謹吾著」(金港堂發行)より、「第二章 學生の心得」です。寄り道をしないで、ただし通路以外の近道をせずに登下校しましょう、ということのようです。こちらの挿絵の女学生は夏服のようです。おかま帽が当時の流行りですね。
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