歐米人氣作家集(獨逸篇)「流浪人【その1】(アレキサンダー・ルツペル)」(1938)
雑誌記事「私の禿髭脚・私の脚を語る」(1938)
雑誌記事「私の禿髭脚・たわし髭」(1938)
雑誌記事「私の禿髭脚・ハイトマルスベール」(1938)
歐米人氣作家集(米國篇)「休戰(パール・S・バツク)」(1938)
広告「新少年・六月號」(1938)
広告「シーゾン麗顔水」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「シーゾン麗顔水」(大洋商會)です。大洋商会の所在地は中野氷川町となっていますが現在の中野区東中野になります。おそらく氷川神社の近くにあったものと思われます。
広告「強精の福音」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「強精の福音」(誠心藥院本部)です。いわゆるEDに悩む方向けの広告ですが、当局への検閲対策であからさまな性的表現には伏字が用いられています。伏せ字でもバレバレなら削除処分等にされたようですが、これは大丈夫だったようです。
雑誌記事「近世香具師奇人傳」(1938)
広告「トンボアコーディオン」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「トンボアコーディオン」(トンボハーモニカ手風琴製作所)です。「一番モダァンで一番民衆的な」だそうです。「聴いている許りが能ではありませんゾ!貴方もサア、弾いてゴランナサイ、共處でトンボ・アコーディオンの素晴らしさが…ワカルと言ふものです、ハイ。」
広告「石鹼讀本・御園石鹼」(1938)
広告「ウテナポマード」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「ウテナポマード」(久保政吉商店)です。なんとポマードに強力養毛素が入っているそうです。広告内に「ウテナレモンクリーム」の広告も入っており、「ぺくちんの作用でお肌を美しく滑らかにする」そうです。
広告「タマゴシャンプー」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「タマゴシャンプー」(美香園)です。シャンプーの草分けとして戦前戦後人気でしたが、実は現在でも販売されている様で、会社も名古屋にそのまま存在しているようです。「髪を保つにはナント云つても玉子の白身かフノリで洗髪なさるか又はタマゴシャンプー」だそうです。
雑誌記事「ヴオガン・ヴオグ【その2】」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の記事、「ヴオガン・ヴオグ」(擔當★ミス・ハラ)です。お洒落はしたいのに贅沢品の輸入統制がすでに始まっており、「ボオイス」や「ガアルス」はなかなか苦労している様です。
雑誌記事「ヴオガン・ヴオグ【その1】」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の記事、「ヴオガン・ヴオグ」(擔當★ミス・ハラ)です。非常時・服飾・経済学ということで「ス・フ」ことステープルファイバーについて紹介しています。当時としては粗悪生地の代名詞になっていますが。
広告「クラヤ無香ポマード」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「クラヤ無香ポマード」(クラヤ特殊化粧品本舗)です。安ポマードの匂いが「鼻つまみ」だということは昔からそうだった様で、無香な事が売りになっています。
広告「牛山㐂久子のパーマネントウヱーブ」(1938)

1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「牛山㐂久子のパーマネントウヱーブ」です。牛山喜久子(1908-2005)さんは長崎県生まれの美容家で、銀座の牛山喜久子美容室を経営し、牛山美容文化学園では後進を育成しました。