雑誌記事「座談会騒動」(1938)

座談会騒動1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「座談会騒動」(大迫倫子)です。料理店で行われた婦人雑誌が主催した女性だけの座談会での珍騒動の顛末なのですが、実話なのかフィクションなのかは明確に書いてありません。作者の大迫倫子(1915-2003)さんは米国生まれで父親は元宮崎市長、成女高等女学校を卒業後、雑誌「婦人画報」の記者になり、1940(昭和15)年から戦後にかけて作家として活躍しました。もしかしたら自分の体験した実話なのかもしれません。
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広告「チヨコレート・新髙ドロップ」(1938)

新高ドロップス1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「チヨコレート・新髙ドロップ」(新髙製菓株式會社)です。この商品画像だけ突然記事の間に挿入されていて一瞬意味がわかりませんでした。この商品はチョコなのかドロップなのか。。。

広告「制酸・鎭痛劑・ノルモザン錠」(1938)

ノルモザン錠1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「制酸・鎭痛劑・ノルモザン錠」(武田長兵衛商店)です。ノルモザンはケイ酸アルミニウムの胃腸薬で現在も武田薬品から販売されています。

広告「御贈答には鐘紡用品」(1938)

御贈答にはカネボウ用品1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「御贈答には鐘紡用品」(カネボウ)です。カネボウは1887(明治20)年に現在の墨田区に設立された紡績会社で、繊維、化粧品、化学製品等の大手会社となりましたが、2007(平成19)年に破綻して清算されました。

小説「未開匣(大下宇陀児:作)」【その3】(1938)

未開匣1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「未開匣」(大下宇陀児:作)です。挿絵は吉田實三郎さんです。ひょんなことから自殺志願者の男性を助けてしまったハイミス高女教師の様子です。

小説「未開匣(大下宇陀児:作)」【その2】(1938)

未開匣1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「未開匣」(大下宇陀児:作)です。挿絵は吉田實三郎さんです。この話は狭い意味の探偵小説ではなく奇妙な因縁のお話といったら良いのでしょうか。

小説「未開匣(大下宇陀児:作)」【その1】(1938)

未開匣1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「未開匣」(大下宇陀児:作)です。挿絵は吉田實三郎さんです。大下宇陀児(1896-1966)さんは長野県生まれ、松本中学、第一高校を経て九州帝國大學工學部を卒業後、農商務省の研究所に就職しますが、探偵小説を書き始め、1928(昭和3)年には作家専業になります。いわゆる変格派探偵小説作家として戦前戦後にかけて人気がありました。

広告「錠劑わかもと」(1938)

錠剤わかもと1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「活性複合ヘーフエ菌劑 錠劑わかもと」(わかもと本舗)です。1929(昭和4)年に発売開始された「わかもと」は現在でもわかもと製薬から販売されているロングセラー商品です。

広告「胃腸に錠劑わかもと」(1938)

胃腸にわかもと1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「胃腸に錠劑わかもと」(わかもと本舗)です。1929(昭和4)年に発売開始された「わかもと」は現在でもわかもと製薬から販売されているロングセラー商品です。

広告「丸善ベーラム」(1938)

丸善ベーラム1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「丸善ベーラム」(丸善)です。丸善ベーラムは1902(明治35)年に発売が開始され、戦後まで販売されていた整髪料です。

広告「英文當用日記・英文懐中日記」(1938)

英文当用日記1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「英文當用日記・英文懐中日記」(博文館)です。どうやら各ページに英単語や例文が書いてあって、毎日日記をつけながら暗記すれば自然に英語力がつくというふれ込みのようです。

広告「冬のスポーツ三大教書!!」(1938)

冬の三大スポーツ教書1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「冬のスポーツ三大教書!!」(博文館)です。ゲレンデスキーと山岳スキーとスケートに関する指導書で、当時既にこれらのウィンタースポーツが大変盛んだったことがわかります。

広告「競馬チック」(1938)

競馬チック1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「競馬チック」(Caswell-Massey社)です。現在も存在しているCaswell-Massey社は1752年に米国で創業された化粧品会社です。「競馬」ブランドの整髪料は戦後も米国好きの男性たちにもてはやされました。

小説「廣告面の女(横溝正史)」【その4】(1938)

広告面の女1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「廣告面の女」(横溝正史:作)です。挿絵は岩田專太郎さんです。囚われていた娘の頼みを聞いた平凡なサラリーマンは、それを実行すべく長崎に向かうが、色々あって真相を知り愕然、という場面です。

小説「廣告面の女(横溝正史)」【その3】(1938)

広告面の女1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「廣告面の女」(横溝正史:作)です。挿絵は岩田專太郎さんです。新聞の奇怪な尋ね人広告が帝都で話題になっているおり、澁谷に住む好奇心は旺盛だが平凡なサラリーマンの前に突然降ってきた広告の似顔絵と瓜二つな白人女性、の場面です。

小説「廣告面の女(横溝正史)」【その2】(1938)

広告面の女1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「廣告面の女」(横溝正史:作)です。挿絵は岩田專太郎さんです。岩田さんのこの挿絵は従来の美人画風とは異なり、構成主義的というか実験的な作風になっています。

小説「廣告面の女(横溝正史)」【その1】(1938)

広告面の女1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より小説「廣告面の女」(横溝正史:作)です。挿絵は岩田專太郎さんです。横溝正史さんはこの頃結核療養中です。

雑誌記事「赤ン坊を抱いた騎士ー水久保澄子の悲劇」(1938)

水久保澄子の悲劇1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「赤ン坊を抱いた騎士ー水久保澄子の悲劇ー」(富田章治郎)です。映画女優の水久保澄子さんのフィリピン人との国際結婚の顛末が書いてあります。

広告「新人豪華版」(1938)

新人豪華版1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告よりRKO超特作「新人豪華版"New Faces of 1937"」(Leigh Jason監督)です。RKO所属の新人登用をうたったエンターテイメント映画の広告です。

雑誌記事「スポーツマン・クラブ」(1938)

スポーツマン・クラブ1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の無署名の記事より「スポーツマン・クラブ」です。1937(昭和12)年のスポーツ界を振り返っています。この年プロ野球ではタイガースが優勝したのですが、優勝を決めた後楽園球場の対巨人戦で観客席に空席が目立ったことを嘆いていて、リーグのフロントに奮起を促しています。澤村栄治、景浦將の伝説の対決だったはずなのですが。

広告「ウオルサム」(1938)

ウォルサム1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ウオルサム」(米國ウオルサム時計會社)です。Walthamブランドは米国最古の時計ブランドとして、特に懐中時計が有名です。現在もスイスの時計メーカーとして、また米国内では別メーカーのブランドとして継続しています。

広告「仏蘭西グレエ超特作・赤ちやん」(1938)

赤ちゃん1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より仏蘭西グレエ超特作・東和商事提供「赤ちやん」"Le Mioche"(Léonide Moguy監督)です。1936(昭和11)年にフランスで公開された映画で、主演はルシアン・バルク"Lucien Baroux"(1888-1968)さんです。

広告「石鹼讀本」(1938)

石鹸読本1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「石鹼讀本・御園石鹸」(伊東胡蝶園)です。文字だけの広告で商品名は小さく、製造元にいたっては名前すらありません。

雑誌記事「オリムピック」(1938)

オリンピック1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の無署名の記事より「オリムピック」です。1940(昭和15)年に夏季を東京、冬季を札幌で開催することが決まっており、この記事の時点ではまだ返上をしていません。ただ大会の準備の遅れや運営のまずさを厳しく指摘し、委員や外国人顧問の人選の悪さを皮肉たっぷりにこき下ろしています。

広告「ウテナポマード」(1938)

ウテナポマード1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ウテナポマード」(久保政吉商店)です。ハンドクリームメーカーとして今でも有名ですが、当時は整髪料も作っていたようです。

雑誌記事「お蝶の話」(1938)

お蝶の話1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「お蝶の話」(海老原苔人:作)です。読み切り小説です。海老原苔人氏は徳田秋聲氏が主催した「二日会」に参加していたことはわかりましたが、詳しいことはわかりませんでした。

広告「マーシヤル石鹸」(1938)

マーシャル石鹸1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「マーシヤル石鹸」(中原久太郎商店)です。「たかい石鹼です ムリにはおすゝめしません たゞし綺麗になります」。このブランドと発売元に関しては詳しい情報がわかりませんでした。

雑誌記事「ヴオガンヴオグ(その3)」(1938)

ヴオガン・ヴオーグ1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「ヴオガンヴオグ・男子服1938」(MISS HARA 擔當)です。コーディネートの提案をしています。あと香水の指南も。まさに当誌に連載されている「魔都」の世界そのものです。

雑誌記事「ヴオガンヴオグ(その2)」(1938)

ヴオガン・ヴオーグ1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「ヴオガンヴオグ・男子服1938」(MISS HARA 擔當)です。新年等の礼装時のタブーや身だしなみについて細かく述べています。新青年を読むような東京の青年は礼装で銀座に繰り出すようなことも多かったのでしょうか。

雑誌記事「ヴオガンヴオグ(その1)」(1938)

ヴオガン・ヴオーグ1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「ヴオガンヴオグ・男子服1938」(MISS HARA 擔當)です。軍国調だからといって背広は軍服風にはならないと言っています。
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