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広告「ローヤルデークリーム」(1938)

ローヤルデークリーム1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ローヤルデークリーム」(佐々木商店)です。つやふきん佐々木商店は現在も銀座にあります。つやふきんとはパイプの手入れに使う布のようです。
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広告「森永ミルクチヨコレート」(1938)

森永ミルクチョコレート1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「森永ミルクチヨコレート」(森永製菓株式會社)です。「仲なほりのしるしに分けて食べよう」

広告「メヌマポマード」(1938)

メヌマポマード1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「メヌマポマード」(井田京榮堂)です。井田共栄堂は埼玉県熊谷市出身の井田友平(1889-1965)氏によって1910(明治43)年に東京に設立され、現在も株式会社メヌマとして存続しています。井田氏はその後政界に進出し、東京市議会議員を経て戦後に参議院議員になりました。メヌマポマードは1917(大正6)年に製造販売が開始され、人気を博しました。

広告「講談雑誌・新年特大號」(1938)

講談雑誌1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「講談雑誌・新年特大號」(博文館)です。本来は講談の速記録集なのでしょうが、通俗小説雑誌となっています。

広告「國産自動車の双璧・ニッサン・ダットサン」(1938)

ニッサン・ダットサン1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「國産自動車の双璧・ニッサン・ダットサン」(日産自動車販賣株式會社)です。大型車をニッサン、小型車をダットサンブランドで販売しているようです。

広告「ブラジル珈琲」(1938)

ブラジル珈琲1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ブラジル珈琲」(ブラジル珈琲販賣宣傳本部・エ・エ・アツスムソン)です。この会社は三井物産などの日本の商社にブラジル産コーヒー豆を独占的に供給しているブラジル政府系の商社で、代表がアツスムソン氏です。

広告「理想的コーヒー沸器・大川パーコ」(1938)

大川パーコ1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「理想的コーヒー沸器・大川パーコ」(大川銀三郎商店)です。現在でもアウトドアなどでよく使われるコーヒー用パーコレーターの広告です。ご家庭で喫茶店の味をうたっていますが、このサイズでは業務用ですね。大阪の取扱店「ブラジレイロ」は戦前に全国の主要都市にあったコーヒーショップチェーンですが、戦争中に廃業となり、戦後は福岡店のみが残って現在に至ります。

広告「トンボアコーディオン」(1938)

トンボアコーディオン1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「1938年のモード・トンボアコーディオン」(トンボハーモニカ・手風琴製作所)です。「まことにアコーディオン音樂の持つ感觸はアツプ・ツー・デートであり、アツプ・ツー・ミニツトである。」

広告「カッピー香水・粉白粉」(1938)

カッピー1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「カッピー香水・粉白粉」(セラミー會社)です。国産の同名ブランドとはどうも違う物のようです。この雑誌は青年誌なのに香水や化粧品の広告が大変多いです。

広告「ポリドールレコード・ポピュラー音樂集」(1938)

ポリドールレコード1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ポリドールレコード・ポピュラー音樂集・第3輯」(日本ポリドール販賣株式會社)です。ポピュラー音楽とは言ってもポピュラーなクラシック音楽のレコードです。78回転のSPレコード12枚組ですが現在だとCD一枚分くらいでしょうか。

雑誌記事「一九三八年花暦・12月」(1938)

一九三八年花暦12月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・12月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「寒い時は暖かい所が、何と申しましてもおよろしいようで、椿花咲く御神火の村とか申します南の南の海の島に日向ぼつこをしに参る方もございませうし、島のアンコは笑つて迎へてくれませうし…」

雑誌記事「一九三八年花暦・11月」(1938)

一九三八年花暦11月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・11月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「日傘の花とや言はん。カレスゝキは當今ハヤリ申さず赤いしごきが目に沁み申候」

広告「スマイル」(1938)

スマイル1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「スキー行に必携の眼科藥・スマイル」(玉置商店)です。「雪原に潑剌たる眼・反射光線の強烈な雪原でもスマイルの作用は爽快です。雪眼にやられない用意に一瓶はゼヒ!」

雑誌記事「一九三八年花暦・10月」(1938)

一九三八年花暦10月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・10月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「ザンネン!すだれの向ふ側から寫眞をとつて貰ひたかつたな!」

雑誌記事「一九三八年花暦・9月」(1938)

一九三八年花暦9月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・9月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「コスモス嬢は今からみなさんのために何かお唄ひ下さいますさうです…拍子!」

広告「レートフード」(1938)

レートフード1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「レートフード」(平尾賛平商店)です。「サツパリとハリキツてオメデタう」

雑誌記事「一九三八年花暦・8月」(1938)

一九三八年花暦8月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・8月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「おーい、こつちイ來いよオ!彼女は呼ぶのである。カンナの花を上げるよオ!(あゝカンナとは)」

雑誌記事「一九三八年花暦・7月」(1938)

一九三八年花暦7月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・7月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「水蓮を見れば君思ふかな ー」

広告「ビムネ帽子」(1938)

ビムネ帽子1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ビムネ帽子」です。ベルギーの帽子メーカーのようですが、詳細はわかりませんでした。

広告「禿頭予防ラムキニン」(1938)

ラムキニン1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「禿頭予防ラムキニン」です。メーカーは不明ですが、男性の悩みは昔から変わらないようです。「光ハ頭方ヨリ」

広告「地球鉛筆」(1938)

地球鉛筆1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「地球鉛筆」(日本鉛筆製造株式會社)です。日本鉛筆製造は大正時代の第一次大戦後の不況で5社が合同合併した発足した会社で、戦後に地球鉛筆と社名とブランドを統合しましたが、現在は鉛筆の製造を行っていないようです。

広告「井筒ポマード」(1938)

井筒ポマード1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「井筒ポマード」(井筒薬粧)です。「ノーブルな香り…軽い頭髪…オフイスにも、夜の御散策にも井筒ポマードはさらにあなたの品位に輝きを増しませう。」

広告「新髙ドロップ」(1938)

新高ドロップ1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「新髙ドロップ」(新髙製菓株式會社)です。新高製菓は日本領時代の台湾に存在した製菓会社で、飴や風船ガムなどを製造販売していました。新高山は当時の日本の最高峰です。

広告「三菱鉛筆」(1938)

三菱鉛筆1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「三菱鉛筆」(眞崎大和鉛筆株式會社)です。三菱鉛筆は1887(明治20)年に設立された眞崎鉛筆の商標で、三菱財閥とは関係ありません。この商標は三菱財閥より10年早く商標登録されており、どちらかというとこちらが元祖です。新青年は青年誌ということもあり、同時期の婦人雑誌よりは記事や広告に戦時色が出ています。

広告「ボルサリノ帽子」(1938)

ボルサリーノ帽子

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ボルサリノ帽子」(Borsalino社)です。ボルサリーノはソフト帽の普通名詞のようですが、イタリアの会社ブランド名です。文化の横顔だそうです。

雑誌記事「一九三八年花暦・6月」(1938)

一九三八年花暦6月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・6月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「白百合の君、栄養佳良にて目下健康そのものと相成申候」

広告「ビタオール煉ポマード」(1938)

ビタオール煉ポマード1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「ビタオール煉ポマード」(松浦商店)です。雪山でバンドネオンを弾いている印象的な逆光の構図です。

雑誌記事「一九三八年花暦・5月」(1938)

一九三八年花暦5月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・5月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「スゝキに花が咲いたのと違ふぜ、君。これはシヨーブよ。男の子の節句のシヨーブだよ!」

広告「最高の品質を保證する名稱ウビガン」(1938)

ウビガン1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の広告より「Houbigant 最高の品質を保證する名稱 ウビガン」です。ウビガン社は1775年にフランスで設立された化粧品メーカーの老舗です。現在でも香水を中心にラインナップされています。

雑誌記事「一九三八年花暦・4月」(1938)

一九三八年花暦4月1938jan

 1938(昭和13)年1月発行の雑誌「新青年・新年特大號」(博文館)内の記事より「一九三八年花暦・4月」です。撮影は吉田裕彦さんです。「わア!ダリヤの木に彼女が咲いたぞ!」
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