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口繪「バツク開脚跳」(1923)

バック開脚跳び1923apr

 1923(大正12)年4月に発行された「少女の友」四月(第十六巻第四號)特別増大少女模範讀物號(實業之日本社刊)内の記事より寫眞版口繪「バツク開脚跳」です。モデルは廣島縣立忠海高等女學校本科二年の富中ツルヨさんです。綺麗なフォームで跳馬をしています。
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雑誌記事「二人が問答した運動の話」(1917)

運動の話1917sept

 1917(大正6)年に発行された「少女の友」九月(第十巻第十號)(實業之日本社刊)内の記事より、「二人で問答する運動の話」(磯の松風)です。女学生二人が最近のスポーツについて議論しています。観戦者もまた運動家であると主張しています。現在の高校野球がすでに人気となっていることがわかります。また世界初の駅伝競技として有名な東海道駅伝大会も話題にしています。ただ最後の方の会話で女子スポーツという観点が全く欠如していることがわかります。百年前の常識なのでしょうか。

雑誌記事「縄飛」(1915)

縄跳1915oct

 1915(大正4)年10月に発行された「少女畫報」(第四年第十號秋季特別號)(東京社刊)内の記事より「縄飛」です。どう見ても走高跳ですが、確かにバーではなく重りをつけた縄になっています。当時まだ女子スポーツには世間の抵抗が強く、オリンピックの陸上競技に女子選手が参加できたのは1928(昭和3)年のアムステルダム大会からでした。

広告「野球界・六月號」(1938)

野球界六月號1938jun

 1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「野球界・六月號」(野球界社博文館)です。プロ野球はまだ今ほど人気はなく、話題の中心は東京六大学野球です。また半分は相撲記事のようです。

広告「野球界増刊・夏場所相撲號」(1938)

夏場所相撲號1938jun

 1938(昭和13)年6月発行の雑誌「新青年・六月號」(博文館)内の広告より、「野球界増刊・夏場所相撲號」(野球界社・博文館)です。雑誌「野球界」は1908年から1959年まで続いた野球雑誌でこのような相撲増刊を度々出していました。当時は現在も破られていない連勝記録を持つ横綱双葉山全盛時代です。
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