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建築寫眞類聚「書齋と應接の構成[40]」(1932)

書斎と応接の構成1932july

 1932(昭和7)年7月に発行された建築寫眞類聚・第八期・第九輯「書齊と應接の構成」(洪洋社)より、「應接」(パウル・ラッスロー)です。「圖は音樂室の一部であるが、家具其他の手法が單獨の應接室としても優れた景觀を呈してゐるのでこゝに掲げた。」
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建築寫眞類聚「書齋と應接の構成[39]」(1932)

書斎と応接の構成1932july

 1932(昭和7)年7月に発行された建築寫眞類聚・第八期・第九輯「書齊と應接の構成」(洪洋社)より、「應接二題」(J.マルレル、M.デューフェ)です。「上圖、ソフアー、煖爐、照明等、現代好みの手法として参考すべく、下圖、應接に兼用する居間の一部で、本棚を境界にした左方には更に寛ぎの設備がされてゐる。」

建築寫眞類聚「書齋と應接の構成[38]」(1932)

書斎と応接の構成1932july

 1932(昭和7)年7月に発行された建築寫眞類聚・第八期・第九輯「書齊と應接の構成」(洪洋社)より、「應接二題」(オットー・ツォーリンゲル、ヨゼフ・ホフマン)です。「上圖、柔かい上品な家具と、壁畫の畫風との對立に好き嫌ひはあらうが、壁面の一部、天井から床へ縦に貫く照明装置や、其隅の氣のきいた小棚などに新しい手法を見せてゐる。下圖、壁面の奇効的な装飾意匠に案外嫌味にならず、部屋の空氣に融けあつて見えるのは、天井から垂下する大きな電燈のおかげかも知れぬ。我々の眼が此の電燈に注がれる時、他のものは其強さを失ふ。」

建築寫眞類聚「書齋と應接の構成[37]」(1932)

書斎と応接の構成1932july

 1932(昭和7)年7月に発行された建築寫眞類聚・第八期・第九輯「書齊と應接の構成」(洪洋社)より、「應接」(オットー・ブルッシェル)です。「稍々重厚の感ある壁面を破った窓此の窓こそは重くるしい部屋の空氣を緩和する唯一の開口だと云へる。ソフアーも椅子も、此窓ありてこそ一つの調和的存在である。」

建築寫眞類聚「書齋と應接の構成[36]」(1932)

書斎と応接の構成1932july

 1932(昭和7)年7月に発行された建築寫眞類聚・第八期・第九輯「書齊と應接の構成」(洪洋社)より、「應接」(フリッツ・グロッス)です。「居室としての大ホールの一隅を、天井を落として、別な氣分で取り扱つた心よいスペースである。屋根と天井との空間を通して來る光線は、更に瀟洒な天窓に包擁されて、柔かな光となつて床上を照す。」、[35]と同じ部屋です。
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