木村伊兵衛著「小型カメラの写し方・使ひ方【その101】」(1937)

1937(昭和12)年5月に玄光社から発行された「寫眞實技大講座」第一回配本「小型カメラの写し方・使ひ方」(木村伊兵衛著)内の「京都の花見」より「掛茶屋の娘」です。「大原女の本場大原村の寂光院前の掛茶屋で,軒の掛瓶の山櫻と,のれんの染の風雅に,素朴な娘さんを採入れた花見寫眞のひとつのアングル。足許に直射してゐる日光が,顔の下から上へ反射してレフレクターの役目をしてゐます。」データは50mm/f4.5、1/30秒で、フィルムはスーパーXです。
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